【お客様の声】エイチームライフスタイル間瀬社長へのインタビュー
2018.10.02
セムコスタイルも日本での導入が始まって半年が経ちました。
今回は、名古屋に拠点を構えるIT系企業「エイチームライフスタイル」の導入事例を紹介します。
優良企業がなぜセムコスタイルを導入したのか?
エイチームライフスタイルは、車査定・車買取サイト『ナビクル』や
カードローン総合検索サイト『ナビナビキャッシング』などのWEBの比較サイトを複数展開するIT系企業です。
売上100億、社員数120名と順調に伸びており、社風がとても良い会社で知られています。
ベストモチベーションカンパニーアワード2018では、8位にランクインしました。
そんな優良企業がなぜセムコスタイルを導入したのか?
間瀬社長はこう語ります。
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IT業界というのは、変化がとても速いんです。次々と競合が新しいサービスを出してくる。
そんな事業環境の中で勝っていくには、組織としての意思決定スピードや自らイノベーションを起こすことが大事です。
組織の人数も100名を超え、このまま増えていく中で、スピードを落とさず、各自が主体的に意思決定する組織体にしていかなければまらないと思っていました。
セムコスタイルのマスタープログラムに参加した時に、この考え方はうちの社風にとても合うと思いました。
弊社の理念は、”みんなで幸せになれる会社にすること、今から100年続く会社にすること”なので、
みんなで経営を考えることを大切にしています。
セムコスタイルが提唱している考えを適用していけば、みんなで経営を考えることで、組織として信頼がより強固になり、各事業ユニットが自主自立でスピードを持って推進していきます。
セムコスタイルを推進することで、組織構造的な差別化が図れ、競合他社にスピードでも勝つ会社になる。
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というのが、間瀬社長の考えでした。
なぜ5人のリーダー陣が超やる気になったのか?
間瀬社長は1月に行われた第1期マスタープログラムに参加し、その後、社内のリーダ陣にセムコスタイルの考え方を共有しました。
さらに現場の鍵となるリーダー陣5名に声をかけ、彼らも第2期のマスタープログラムに参加してもらうことにしました。
すると、間瀬社長以上に、現場のリーダー陣の意欲に火がついたのです。
彼らは口々に、「この考え方を全社に広めましょう!」と提案を行いました。
当初、間瀬社長は1年ぐらいかけて徐々に全社に浸透していくことを考えていたのですが、現場のリーダー陣と一緒にプランを創ったところ、4ヶ月で一気に浸透させることになりました。
なぜ第2期のプログラムを受けたリーダー陣がそれほどやる気になったのか?
5名のリーダー陣に、「なぜセムコスタイルを全社に導入したいと思ったのか?」を聞くと、
このような答えをが返ってきました。
●「この考え方を浸透すれば、みんなが今よりもっと仕事が楽しくなります。より個人がパワーを発揮し、会社として成長できると思います。」
●「エイチームライフスタイルの強みを再確認できるし、より頑固な信頼関係ができます。」
●「働く一人一人がより人間として成長する機会が増えるし、自己実現の欲求が達成されて、個人の人生としての質も、会社の質も高まると思います。」
意見をまとめると、エイチームとしての経営理念にある、
「みんなで幸せになれる会社にすること、今から100年続く会社にすること」が合致するということでした。
その後、組織でどんな変化が起き始めたのか?
その後、エイチームライフスタイルでは、現場のリーダー陣が主体となる、”ライフスタイルミーティング委員会”というものが立ち上がりました。
100名以上いる全社員を集め、セムコスタイルの考え方を共有しながら、
「この会社をどうすればもっと良くできるか?」を話し合うミーティングです。
このミーティングでは、全社員が会社の経営について意見を言うことができます。
自分たちがより主体的に事業推進していくために、会社の制度や運営方法について改善する機会が設けられます。
全員参画型経営の実現の場を、現場のリーダー陣自らが作ったのです。
このような変化を作ったきっかけは、エイチームとしての経営理念があること、
そして間瀬社長のリーダーシップがあったからに他なりません。
彼らの導入は始まったばかりですが、確かな組織の変化を感じられています。
これからどんどん事業スピードが上がり、気づけば他者をよせつけない強い会社になっていくでしょう。
これからの成果もまたインタビューさせて頂きます!
Make Work Awesome!
永井 祐介
Yusuke Nagai